今年の桜はあっという間でしたね。こんにちは、スタッフの田栗です。
昨年夏から始まったしつけ教室も、早いもので10回目を迎えました!
初回から継続してお越しいただいている方、その時々のテーマに合わせてご参加いただいている方、今回新しく参加してくださった方、ありがとうございます!
今回は、甲斐犬の女の子が2頭、新しく来てくれました!
自分より大きくて黒い子たちに、先輩2匹はちょっとおっかなびっくり(笑)
でもとても優しい子たちで、和気あいあいとした教室になりました。
甲斐犬でこれほどおとなしい子は珍しいと、トレーナーの小田さんもおっしゃられていました。
日本犬はもこもことした愛らしい外見に比べて、ちょっと神経質で気難しいところもあり、意外と飼うのは難しいとか。
そんな日本犬でも、飼い方ひとつで優しい穏やかなワンちゃんに育つことができます!
その方法の一つが、口周りを触ることに慣れさせること。以前からこちらの教室でも、この練習はしてきていますね。
犬にとって最大の武器である歯に触られることに慣れていくことで、犬は人間がその武器を恐れていないということを理解していきます。
口周りや歯を触らせてくれるワンちゃんは、人を噛むことはしなくなりますし、飼い主のことをより信頼するようになります。
理想は、このしつけをワンちゃんの自我や性格が明確に定着する2歳までのうちにしていること。そうすると、自然と穏やかなワンちゃんに育つそうですよ。
もう2歳を過ぎちゃったわ、というワンちゃんでも、手遅れということはありません。ゆっくりと時間をかけながら、慣れさせてあげましょう。
今回の教室では今までのおさらいに加えて、「どっち遊び」をしました!
両手でこぶしを作って、片方の手にはワンちゃんに見えないようにおやつを忍ばせます。
両のこぶしをワンちゃんの前に突き出して、「おやつがあるのはどっちかな?」と選ばせてあげましょう。
見事に当てたら、おやつをあげてめいっぱい褒めてあげてください!
これは、ワンちゃんに嗅覚を使わせる遊びです。
犬はもともと、嗅覚の鋭い動物。けれど家庭で暮らしているワンちゃんは、うっかりこの嗅覚を使うことを忘れがちになっています。
「犬なのに、うちの子はあまり鼻が利かないの」そう感じたことはありませんか? 私はあります(;´・ω・)
そこでこの遊びを繰り返すことで、ワンちゃんはきちんと鼻を使うようになり、より犬らしい行動をとることができるようになります。
鼻を使って探し物ができるワンちゃん、素敵ですね!
マジックのようにいくつかの紙コップを使うやり方も、おすすめです(*^^*)
実は今回のしつけ教室は、料金改定に伴い、ちょこっとだけ趣を変えての再出発となりました。
ということで、
ちょこっと変わったところその①
タイトルが「しつけ教室~Liveいぬ~」に変わりました!(*´▽`*)
しつけ教室といっても、「具体的にどういうことをするの?」と疑問に思われる方も多いと思います。
教室の様子はこちらのブログでも毎回レポートとしてご紹介していますが、改めて「しつけ教室とはなんぞや」というところをこのタイトルに込めさせていただきました。
「Liveいぬ」とは、「Live in」という熟語をもじったものです。もともと「Live」という単語には、「生きる」「暮らす」という意味があります。この熟語は「住み込む」という意味になります。
「Live+いぬ=犬と暮らす」そして「Live in+いぬ=Live いぬ(in)=犬と住み込む」
つまり、昔から人間に何よりも近く寄り添う動物であり、現代では家族の一員となった犬とより深い関係を築きながら一緒に生き暮らしていけたなら、もっともっと幸せな日々を送れるのでは、という願いを込めています。
しつけ教室は、いわばその幸せな暮らしへの足掛かり、きっかけです。
犬を飼うためには何が必要なのか、犬とはどんな生き物であるのか、犬と暮らすとはどういうことなのか。そんなことをみなさまと一緒に考えていけたら幸いです。
ちょこっと変わったところその②
料金が変わりました!
新料金は、犬1頭につき3,000円(税別)となります。
ちょこっと変わったところその③
ご希望の方は、教室後に診察を承っております!この際、再診料はいただきませんので、お気軽にお声掛けください(*‘∀‘)
さて長くなりましたが、次回の教室は、5月9日(土)となります。
お天気が良ければ、青空の下での教室も考えておりますので、ぜひぜひご参加ください。
ご予約お待ちしております_(._.)_