年があけたと思ったら、あっという間に1月も終わりに差し掛かっていました。
今年も残すところあと11ヶ月ですね。
こんにちは、院長の小野です。
1日1日を大切に生きています。
さて、いろいろなご縁で知り合うことができました、岡山市南区古新田にありますダイヤ工業に会社の中を見学させていただきました。ダイヤ工業は50年の歴史を持ち、コルセットやサポーターを主力製品にしてきた会社で、昨年9月に新社屋をオープンされました。そして、この度人間用で培ってきた技術を応用して、動物用の製品の本格的な開発を始められたとのことです。
2号線を走っていると大きな看板と建物が見えてきます。
看板にあるように、1階にはカフェスペースとダイヤ工業の製品を置いているショールーム兼ショップ、2階にはグンゼのスポーツジムがあります。
入り口を入って右手にはショールーム兼ショップです。
サポーターやコルセットといっても一様ではなく、それを身に着ける人やその人が行う運動や作業によって利用するものも違ってくるようでさまざまなものがありました。その中の1つに疲労軽減ウェアというものがあり、現場で作業する人や立ち仕事の多い人の筋肉をサポートして労働による疲労軽減を図るものもありました。最近では軽労化という言葉もあるようで、その一端を担ってくれそうです。
他にも計測室があって、
ここで計測したデータをもとに、この部屋の隣にあるアトリエで自分の身体や運動にあったウェアを作ってくれます。プロのスポーツ選手も利用されているそうです。
体験コーナーもありました。
片足で立てるかどうか。無事30代のイスから立つことができました。
アキレス腱の柔らかさチェックと歩行時のバランスチェック。ともに問題なしでした。
そして、その一角には今回開発した動物用のコルセットがありました。
主には国内での発生の多いダックスフントの椎間板ヘルニアなどを対象としているようですが、それ以外の腰の弱い犬にも使えそうです。
その他の動物用の製品は他の取材のために出張中でしたが、後ろ足の立ちにくい犬の歩行を補助するリハビリ用の胴輪や術後のお腹の傷をカバーするエプロンがあります。
後半は話が盛り上がりすぎてほぼ写真を撮っていないのですが、2階のジムやオフィスまで拝見させていただきました。
人用で開発されている製品の質とラインナップの多さには驚かされました。動物でも膝や股関節といった整形外科疾患、椎間板ヘルニアを代表とする神経疾患は少なくないので、そういった疾患のリハビリやサポートをしてくれる製品はとてもありがたいです。また動物も高齢化しており介護が必要な時代になっていますので、介護用品などの製品開発に期待したいと思います。
どなたでもショールーム兼ショップは見れるので、ぜひお近くにお寄りの際はランチがてらご覧になってください。