爪は伸びていませんか? | きび動物クリニック

爪は伸びていませんか?

こんにちは、スタッフの田栗です(*’▽’)

台風が近づいて、今年のお盆は一部地域では荒れ模様のようですね。

岡山も、雨や風がこれから強くなってくるのでしょうか?

 

すっきりしないお天気が続きますが、今回は『爪』についてご紹介させていただきます。

人間と同じように、ワンちゃんやネコちゃんの爪も毎日伸びています。

 

爪が伸びてくると・・・

・歩きにくくなる

・肉球に刺さる

・色々なところに引っかかる

・折れてしまう

・飼い主さんを傷つける

・爪の血管も一緒に伸びてくるため、あまり短く切れなくなる

などの弊害が現れてきます。

 

お散歩をたくさんするワンちゃんは、削れて爪切りの必要がない場合もありますが、

狼爪(地面に触れない親指の爪)は伸びてくるので、切る必要があります。

個体差もありますが、目安としては1カ月に1回程度、切ってあげましょう。

 

 

〈爪切りの方法〉

爪切りの一連の方法を、動画でご紹介します。

 

・透明な爪の場合・・・ピンク色の部分に血管と神経があるので、その手前まで切ることができます。

・黒い爪の場合・・・血管が見えないため、様子を見ながら少しずつ切っていきます。

※切った後にやすりをかけると、角が丸くなります。

 

動画でご紹介しているのはネコちゃんの爪切りですが、

ワンちゃんも、同じ要領で爪を切ってあげることができます。

 

〈!注意!〉

・もしも出血した場合は、脱脂綿やティッシュペーパーで3~5分圧迫して止血してください。

爪切り用の止血剤があれば、利用します。

それでも止まらない場合は、動物病院で止血の処置をしてもらいましょう。

・切りすぎて出血するなどして、一度痛い思いをすると、ワンちゃんやネコちゃんは爪切りが嫌いになり、

爪切りを見ただけで逃げてしまうこともあるので、慣れない間はとがった先を切る程度にしましょう。

 


2014年8月08日 | カテゴリー 動物について