病院ブログ | きび動物クリニック - Part 21

病院ブログ

とうとう7月に入り梅雨が終われば夏本番です。

こんにちは、院長の小野です。

 

夏と言えばイベントです。

お祭り、花火、海、夏休みなどなど、岡山だけでなく全国各地で盛りだくさんです。

 

というわけで、当院もかねてから計画しておりました「しつけ教室」を開催します。

あまりいい言葉が見つからずしつけと名を打ってしまい、硬いイメージになってしまいそうですが・・・。

 

動物と暮らしていると、なにかしら困ることやこうであったらいいのにといった希望があると思いますが、一人ではなかなか解決できないことも少なくありません。

しかし、われわれ病院スタッフや外部からの専門家、さらには飼主さま同士で協力し合えればよい方法が見つかるかもしれません。

そういった意見交換の場として、この会を計画しました。

当面は犬の20年近いキャリアを持つ訓練士の方をお呼びして、自宅での困ったことなどをぶつけていただき、解決策を見つけ出していただければと思います。

もちろん、訓練の方法も丁寧に教えてくれるはずです。

訓練士さんのホームページ

 

日時:7月12日(土) 14時から15時(13時45分から受付を行っております)

場所:きび動物クリニック

対象:犬(年齢制限なし)

 

予約制で、参加費がかかりますので、ご希望の方は病院までご連絡ください。

たくさんのご参加をお待ちしております。

 

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とうとう7月になり、暑さがだんだんと厳しくなってきましたね。

こんにちは、スタッフの田栗です(*‘∀‘)

あっという間に一年の半分が終わってしまいましたが、今年もまだまだこれから!という気もします(笑)

某気象予報士さんによると、7月の西日本は梅雨前線と熱帯から流れてくる空気によって、雨が多くなるようです。

気温に加えて湿度も上がり、ますます過ごしにくい日が増えてきそうです。

ワンちゃんネコちゃんはもちろん、皆様も熱中症にはお気を付けください。

 

そこで、誠に恐れ入りますが、以下の日程を臨時休診とさせていただきます。

 7月13日(日)・・・学会出席のため

 7月27日(日)・・・セミナー出席のため

ご了承いただきますよう、お願いいたします。

いつのまにやら6月も終わりにさしかかり、梅雨に突入して関東では変な気候が続いていますが、岡山の気候は落ち着いているようです。

お久しぶりの院長の小野です。

 

最近知ったのですが、岡山はこのように言われているのですね。

 

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ぜひ食べてみたいですね。

 

前置きが長くなりましたが、今回のテーマは「熱中症」です。

アニコム損保さんのデータによると、梅雨明けに熱中症の件数が増加するそうです。

http://www.anicom.co.jp/stopheatstroke/

 

上記のアニコムさんのページを見てもらっても熱中症とはどんなものか、どうすればよいかをまとめてくれていますが、私なりにいくつかの資料をもとにまとめてみました。以下長文になりますので、お時間がございましたらお付き合いくださいませ。

 

熱中症は非常に暑い環境下に身体が適応できなくなって起こる状態の総称です。人では、その定義は以前「40℃を超える深部体温と中枢神経系の異常を特徴とする重症疾患」でしたが、今ではさらに詳しくなり「脳障害が優位である多臓器不全を引き起こす全身性炎症反応を伴った高体温状態」となっています。また熱中症は発症の過程の違いで2つに分けられています。1つ目は気温の高いところにいるときに起こる「非労作性熱中症(多くの熱中症はこちらを指します)」、もう1つは激しい運動によって引き起こされる「労作性熱中症」です。動物では、前者の熱中症がほとんどです。

 

いわゆる「熱中症」になる前にも前兆があります。まずは不快感やパンティング、流涎(よだれを流す)から始まります。それから筋肉のけいれん、虚脱(ぐったりする)、失神に続きます。ここまででも体温は正常(犬猫ではだいたい38℃台)か40℃を超えない程度です。これがさらにひどくなって体温が40℃を超えると、引き続くパンティングと流涎、そして脈が速くなる、チアノーゼ(舌が真っ青)、けいれん発作などの症状に進行し、ショック状態に陥り死に至ります。

 

熱中症になりやすい要因はいくつかあります。まずは外的要因、つまり本人の問題ではないものです。続いて内的要因、つまり本人の特徴からくるものです。それぞれ以下のようになっています。

 

外的要因

暑さに順応できない(慣れていない)、換気が不十分、湿度が高い、水分の摂取不足、一部の内服薬

内的要因

肥満、持病(心臓疾患、神経疾患、神経筋疾患、喉頭麻痺)、ぶ厚い被毛(断熱層となる)、色の濃い被毛、呼吸がしづらい(短頭種、喉頭麻痺)、高齢

 

では、熱中症になってしまった時、もしくは熱中症の疑いがあるときはどうしたらいいでしょうか。まず自宅でできることは、とにかく動物を冷やすことです。水をかける、濡れたタオルで包む、首周りにアイスノンをあてる、扇風機などで風を送る(水分の蒸発を促して、身体から熱が逃げるのを促進させます)などを行います、重症である可能性が高い場合は病院に連れて行くべきです。連れて行く途中も、上記の動物を冷やすことは積極的に行います(車のエアコンを使ったりして)。体温が測れれば(通常は直腸温を計ります)、冷却をやめる目安として39.5℃です。あまり冷やしすぎてしまうと、そのまま低体温に進行してしまうことがあるからです。熱中症から脱出した後も注意が必要で、内臓がダメージを受けて体温が正常化しても元気にならない場合があるからです。(ある一説では、33%で腎不全になっているともいわれています)。

 

最後に最も大事なこと、なによりも熱中症にならないように我々が注意しなければなりません。高温多湿を避ける(エアコン)、直射日光は避ける(日中の散歩は避ける)、風通しを良くする(扇風機)、水分を欠かさない、動物が移動できるスペースを確保するなどなど。今は動物の熱中症予防グッズがたくさんありますので、そういったものを利用するのもいいでしょう(最近では犬専用クーラーなるものもあるようです)。

 

熱中症は防ぐことができます。人間もそうですが、動物の暮らす環境にも十分気をつけて、楽しい夏を過ごしてください。

梅雨入りしたというニュースに、もうそんな時期かと思う今日この頃、早速ジメジメムシムシな1日でした。

皆様、どうぞ体調を崩されませんようご自愛ください。

 

こんな時こそ、清涼感でさわやかに・・・と思い

先日、孵化したばかりのメダカなんですが・・・

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全然、どこにいるのかわかりませんね(笑)

幹之(みゆき)という種類だそうです。

大人になると、背中のラインが涼やかで、とてもすてきです。

調べてみると、最近はメダカの種類も大変多くて圧倒されますが、見ていてとても楽しい小野正代です。

先月、親の幹之(みゆき)メダカさんが産卵をしたので、孵化するのを楽しみにしておりました。

孵化したばかりでとっても小さいですけれど、なかなか機敏に泳いでおり、生命力を感じます。

これからの成長がとても楽しみです。

 

 

さてさて、今日はもうひとつご報告です。

先月、里親募集をしておりました4匹の仔猫ちゃん達は、おかげさまで、すてきな飼い主様がみつかり、みんな新しいご家族のもとへ元気に旅立ってゆきました。

飼い主様を紹介してくださった方々、そして家族に迎え入れてくださった方々に、心より感謝申し上げます。

 

 

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まだまだ体は小さいけれども、エネルギーいっぱいの命たちが、元気に大きくなりますように!

 

 

 

 

先日、病院の一角にありますドッグランスペースに「芝」を植えました。

「高麗芝」といって、日本の風土に適しているのだそうです。

一言で「芝」といっても種類や植える時期、植え方、手入れ等々、調べるとなかなかおもしろいものです。

あのゴルフ場やサッカー場や野球場みたいなグリーンになるのかと、あれこれ妄想しながら待ち遠しい、今日この頃、

皆様に喜んでいただけるドッグランスペースになりますように、お水をあげて観察している、芝初心者です。

また近況を報告いたしますので、ぜひ遊びにいらしてください。

 

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年々、「初夏」が短くなり、一気に夏が到来している印象を受けます今日この頃、

「♪ カレンダーより 早く シャツの袖 まくって~ ♪ 」 の小野正代です。

今日は、ガーデニングのお話です。(いつも、病院らしくない内容ですみません。)

病院の周りに、昨年植えた、パンジーや、ビオラは、頑張ってお水をあげて励ましましたが、さすがにこの強い日差しの中で、

「もう咲き続けられません。また来シーズンよろしく・・・」 とのこと、

そこで先日、強い日差しにも負けない、夏のお花に、植え替えました。

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まだまだ、ボリュームに欠けますが、今後、大きく茂る予定(のつもり)です(笑)

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次は、病院の一角にある、ドッグランスペースに、「芝」を植えようと、計画しております。

ミドリのカーテン(ゴーヤ)も、ひそかに仕込んでおり、現在、猛烈成長中です。

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ドッグランスペースは、現在でも、ご自由にお使いいただけますので、ぜひ、遊びにいらしてください。

 

山のミドリに生命力を感じる今日この頃、昨日の「母の日」は、皆様どのように過ごされましたでしょうか?

こんにちは、小野 正代です。

先日よりお伝えしておりますように、現在、きび動物クリニックでは、スタッフ全員 超絶かわいい4匹の子猫ちゃん達の「母」として、育児に励んでおります。

そんな中、病院スタッフの一人であります、昨年8月生まれの猫の「スーちゃん」も、強力な「母」戦力として大活躍しております。

初日は、子猫を見て「シャーシャー」言っていたスーちゃんですが、3日も過ぎた頃、朝起きてみると、子猫たちのダンボールの中で、すやすや一緒に寝ていてびっくり。

まだまだ、やんちゃ盛りなので、おもちゃと勘違いしてしまったかと、最初はひやひや見守ってましたが、せっせと子猫の体を舐めているスーちゃんを見て、思わず朝から大感激。

まだまだ子供だと思っていたスーちゃんが突然大人に見えて、感極まるものがありました。

母の日 万歳!

きび動物クリニックでは、引き続き、超絶かわいい子猫ちゃん達の里親様を募集しております。

 

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